英語って必要？
よくいただく質問、御三家、
1. 英語って本当に必要？
2.英語ってこどもに習わせるべき？
3.いつからはじめたらいいの？
私なりの見解を書いてみます💡
上の3つに共通する、
私の個人的な結論は…
”人による”
です。
身も蓋もない答えなのですが、ひとつひとつ見ていきたいと思います💡
まず、
1.英語って本当に必要？
→私の答え: 人による。
をみていきましょう☻
2022年現在、日本で生きていて、英語ができなくて死ぬほど困る、、ということはないです🌈よね？私も全然困ってません😂
ただ、もしもいきなりアメリカ駐在になり引っ越すことになったら…必要です。
●日本で一般的な主婦をする→英語は不要。
●浅草のお土産物屋さんで働く→まぁまぁ英語は必要。
●みんなが名前を知っている大企業で働く→まぁまぁ英語は必要。
●英語が必須の仕事をする→当たり前だけど必須！！
最後の例のとおり、英語が必須の仕事に就きたい人は、どうぞ英語をやってください👍
問題は、この“まぁまぁ”の部分をどう捉えるかです💡
今の世の中、テクノロジーはどんどん進化して、通訳翻訳ロボやアプリも、どんどん導入されています。大企業になればバイリンガルや英語ネイティブの社員もいるでしょう。
浅草のお土産物屋さんには、日本語を話してみたい外国人もいるでしょうし、カタコト英語とジェスチャー、アプリやスマホの辞書機能でなんとかなる場面も多いはずです。つまり、今後ますます、「まぁまぁ必要」→「不要」になるかもしれません。
あともうひとつ、見逃せないポイントがあります。
それは、
昨今の学校の英語事情です。
2020年度より、小学校3年生から外国語活動（英語）が必修となり、主に聴く話すの英会話を中心に行われます。
さらに、小学5・6年生では「英語」として、他の教科同様に、成績がつく「教科」となり、読み書きも加わります。
2021年には中学校で、2022年には高校で、オールイングリッシュの授業も開始されます。
このような英語教育の早期化には賛否両論があるものの、お隣の中国では2001年より、韓国では更に前の1997年より、小3での英語が必須化されていることを考えると、日本はだいぶ足踏みをしている時間が長かったと言えます。
私はカナダの語学学校で、世界各国からの留学生と移民向けに、英語講師として教育実習をしていたことがあります。生徒は16歳から上は70代までさまざまでしたが、日本人の学生たち(主に大学生)の英語力は、残念ながら決して高いものとは言えませんでした😢
その学校では、読む・聞く・書く・話すの4技能それぞれにつき、8段階のレベルがありましたが、日本人はだいたい聞く・話すが2か3で、読む・書くが4か5でした。教育だけではなく、元々の言語の成り立ちやお国柄もありますが、南米やヨーロッパからの生徒は逆でした。ちなみに、1というのは、ABCもみたことない、書いたことない、というレベルです。難民や移民の中にはこのような人たちもいます。
日本人と同じくらいなのは、中東の生徒や他のアジア諸国の学生。しかし、同じアジアでも、中国、韓国の生徒は南米やヨーロッパからの生徒と同じくらいできる子もたくさんいました。とくに、発音と語彙力が日本人の比ではなく、それは明らかに教育の差だと感じました。
韓国や中国は日本の何倍も学歴社会であり、英語力の有無が、将来の暮らしに直結します。まさに、先に書いた、
●英語が必須の仕事をする→当たり前だけど必須！！
というより、
●ある程度の生活のために英語が必須→何が何でもやらないと！
です。
そして、いわゆる大企業でバイリンガルとして働いています。
つまり、日本でも韓国中国の背を追う形で義務教育での英語の在り方が変わり、近い将来、現在の中国や韓国のように、本当の意味で、英語必須！！という国になるかもしれません。むしろ、小学校で学ぶということは、昔よりも、確実に、”できて当たり前”になってきていることは事実ですね。
●まとめ●
1、テクノロジーの進化により
「まぁまぁ必要」が、「不要」に近くなることがあるかもしれない。
2、英語教育が変わることにより、
より
「まぁまぁ必要」が、「必須」に近くなることがあるかもしれない。むしろ、できて当たり前というレベルに向かっている。
<私の結論>
どちらにせよ、まぁまぁ必要なら、できるに越したことはないのです。
できるに越したことはない→じゃあやっとくか！
いや、べつにいいや、、。
どちらかは人それぞれです。
次回、英語ってこどもに習わせるべき？
をお届けします。
0コメント